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 さて、前回言ったとおり、今回も吹奏楽の話題を…。

 と思った矢先、

 今日の読売新聞がトンデモナイニュースを報じていたので今回はそれを。
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 ソフトバンク、ボーダフォン買収へ
 携帯電話世界最大手の英ボーダフォンは3日、日本で携帯電話事業を行っている
日本法人株の過半数を、ソフトバンクグループに売却する交渉を行っていると発表
した。

 関係筋によると、買収価格は2兆円程度と見られ、実現すれば日本企業による
買収としては過去最大規模となる。また携帯電話業界においては、2強のNTT
ドコモとKDDIを一気に追撃する体制を整えることとなる。
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 駅売りの読売新聞の一面を見て「ウソだろ!?」と正直思いましたが…。

 ご存知のように、ソフトバンクグループは来年3月より携帯電話に参入することが
すでに決定していましたが、この買収劇で本格参入がかなり早まりそうです。

 今回の買収ですが、イギリスのボーダフォン本体と日本のボーダフォン、そして
ソフトバンクにそれぞれメリットがあるように感じます。

 イギリスのボーダフォン本体としては、「日本のケータイ市場は特殊すぎて手に
負えない」という思いがあったかもしれません。04年末に発売したVodafone3Gが
グローバルスタンダードを重視したため、日本市場で「大失敗」した経緯があります
ので、「日本での事業は日本の会社に」という考えがあるように思います。

 日本のボーダフォンとしては、これから携帯電話業界のキーワードとなるFMC
(固定電話、インターネットと携帯電話の連携)のパートナーとなる企業ができたのが
メリットのように思います。
 ソフトバンクには日本テレコムという固定電話の会社がありますし、YahooBB
のサービスとも連携が図ることができることが予想できます。(もともと、日本テレコム
はボーダフォン(旧J−PHONE)の親会社だったのですが)

 ソフトバンクとしては、「これでドコモとKDDIに対抗できる」のと「インフラに
かかるコストがあまり掛からずに済む」という考えがあるように思います。

 新規参入にあたって各事業者が一番悩むのが基地局やアンテナなどのインフラを
作るのに相当なコストが掛かることだと思われます。ソフトバンクはもともと
サービス開始時にボーダフォンのインフラを借りて事業を進めていくことも検討して
いたようですが、やはり一からアンテナを立てていくのでは巨額のコストがかかる
ということがあるので、今回の買収の口実になると考えられます。

 でも、これでいい顔をしないと思われるのが新規参入するその他の2社、イーアク
セスとアイピーモバイル、そして総務省。

 新規参入の2社からは「結局カネがものを言うのか」ということになりますし、
総務省からは「せっかく新規参入のために新たに電波を使わせることにしたのに」と
いうことを思われるかもしれません。

 このソフトバンクの買収劇は今後のケータイシーンにどのような影響を及ぼすのか?

 2強、ドコモとKDDIにとってソフトバンクは脅威となるのか?

 新生ボーダフォンはどんなサービス・料金プランを打ち出すのか?

 ブランド名がボーダフォンとなってまだそんなに時間が経っていないのに、また
ブランド名が「BBモバイル」などに変わってしまうのか?

 07年3月の新規参入の話はどうなるのか?

 と、疑問やら期待やらがさまざま渦巻いているような感じがします。ただ間違いない
のは、今回の買収劇がこれからのケータイシーンにとって「ディープインパクト」と
なることでしょう。
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